なぜ、地球上のどこでも光合成ができるのか？
光合成ユビキティを解き明かす
光合成生物は、砂漠や温泉、熱帯から極地まで地球上のありとあらゆる環境に進出しています。
このような地球上の「どこでも光合成を行う能力（= 光合成ユビキティ）」を可能としたのは、刻々と変化する過酷な環境に対応する光合成超分子の適応機構であると考えられています。
本領域では、構造生物学、植物生理、生化学、情報科学を専門とする研究者がタッグを組み、光合成超分子の環境適応原理の解明に取り組みます。
本領域の進展により、植物科学分野における最重要研究課題の一つである光合成研究の進展と共に、食糧問題、エネルギー問題、気候変動、低炭素社会といった地球規模の課題の解決に資する知見の集積が期待されます。more
研究体制
